校長室便りNo.295
- 公開日
- 2017/03/22
- 更新日
- 2017/03/22
校長室から
2年生の児童が一人、脚をねんざしていたため、学校の車椅子を使い、特別支援通級指導学級の担任がその車椅子を押して校外学習に出掛けました。
車椅子を押す教員は、平成27年度まで都立の特別支援学校に務め、肢体不自由児を支援していた経験があります。車椅子の扱いにとても慣れている様子が見られました。
段差を超えるとき、坂道を下るとき、停止して車輪を固定するためのブレーキをサッと掛けるとき、いつも乗っている人の安全と安心を考えいていました。さりげない会話から気遣っている様子も分かりました。
教員として、預かる児童がけがをしたとき、ひょっとして車椅子対応が必要になるかもしれません。身に付けておかねばならない技能であると実感しました。
心肺蘇生法やAEDの使い方等、毎年研修は行いますが、使いたくない技能ではあります。しかし、いざというときに必要な技能のため、同じように学んでいきたいと思いました。