月曜朝会:夢を描こう
- 公開日
- 2006/01/25
- 更新日
- 2006/01/25
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帰島してまもなく1年がたとうとしています。帰島したばかりの頃はわからなかったことも、生活に慣れ、少しずつ余裕もできて少し先のことが考えられるようになりました。
先週、「こんな三宅島になるといいなあ。」と思うことなどを子どもたちに書いてもらいました。いろいろな思いや願い、意見などがたくさん集まりました。その中から、主なものを紹介します。
困ったこと:①火山ガスが出ると外に出られない。木が枯れたりして緑が少なくなった。②友達と離れてしまった。近くに友達が少なく、遊ぶ公園がない。③すぐに欲しいものが買えるようなお店が少ない。④海や桟橋にゴミを捨てる人がいる。
よかったと思うこと:①三宅島の海はきれいだし、魚も釣れて泳げる。東京より自然が多い。②三宅の友達に会えてよかった。
こんな三宅島になってほしいと思うこと:①火山ガスが止まって、噴火前のように緑豊かな安全な三宅島になってほしい。②いろいろなお店や近くに遊び場ができるといい。③もっと島に観光客や帰ってくる人が増えるといい。④今よりもっと緑や森を増やし、海をきれいにしたい。
子どもたちが一人一人がそれぞれの夢を語っています。子どもたちが描いた夢を、ぜひ三宅島の多くの大人たちにも伝えられたらと思います。2月1日に予定されている「村民の日記念事業」の中で、村長さんが子どもたちの夢を聞かせてほしいという計画もあります。少しの勇気を出して、子どもたちに挑戦してほしいと思います。
三宅村立小学校(阿古小学校) 副校長 宮島徹