本日、全校朝礼を行いました。
朝礼では、生活指導担当の先生から「 昼休みの過ごし方 」で、主にボールを安全・安心に使うための話がありました。
養護教諭の先生からは、「 生理用品の設置 」についての連絡がありました。
学校図書館担当の先生から、「 学校図書館の検索システム 」の導入について話がありました。
また、以下の表彰を行いました。
【 新体操(フープの部)】
東京都学年別新人大会 第3位 1年女子
【 ソフトテニス部 】
1年生ブロック大会 第3位 1年男子 2ペア
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私からのメッセージは以下のとおりです。
先週末の『 節分 』では、豆まき等、季節の行事を行った人もいることでしょう。
「 季節を分ける 」と書いて、『 節分 』、そして、その翌日の2月4日は、「 春が立つ 」と書いて『 立春 』でした。
暦の上では、春を迎えましたが、まだまだ寒い日が続きます。今週末の10日は、雪の予報も出ています。私立高校の入試がある3年生は、雪の備えもしておきましょう。
つづきは、「 校長講話・ここをクリック 」に掲載しました。
校長:高田勝喜
今週末には、私立高校の、そして、2週間後の2月21日(火)には、都立高校の一般入試が行われます。
3年生の中には、この入試を目標に、これまで努力を重ねてきた人もいることと思います。あと少しです。自分の力を最大限高めてください。
1・2年生のみなさんも、1年後・2年後のことであり、そう遠い未来のことではありません。
今日は、入学試験を控えている3年生へ、「 筆記試験に臨む心構え 」として、大切な『4つのあ・ず』について、伝えておきます。
そして、1・2年生も2週間後に、学年末考査が行われるので、自分事として聞いてください。
『 4つのあ・ず 』とは、「あ」で始まり「ず」で終わる4つの言葉です。
1つ目の【あ・ず】は【慌てず(あわてず)】です。
問題用紙が配られ「 始めてください。」の合図に、1秒2秒を惜しんで問題に取りかかる人がいます。気持ちはわかりますが、そこで慌てないことです。まずはゆっくり落ち着いて、自分の名前や受験番号を丁寧に、しっかり書いてください。
気持ちを落ち着かせ、ざっと最後まで問題に目を通し、およその時間配分を考えてから問題に取りかかりましょう。
はじめの1秒2秒を慌てるより、始まりの10秒・20秒で自分の気持ちを落ち着かせることの方が大切です。
次の【あ・ず】は【焦らず(あせらず)】です。
途中で難しい問題、わからない問題に直面しても、決して焦らないことです。多くの入試問題は、平均点が60点前後ぐらいになるように作成されているものです。
「 自分に解けない問題は、他の人にも解けない。 」くらいの気持ちをもってください。
そして、このとき「 慌てず 」のところで、ざっと最後まで問題に目を通しておいたことが、生きてきます。つまり、問題のあとの方にある「 簡単な問題 」や「 解けそうな問題 」「 得意な問題・分野 」に、先に取り掛かることもできるのです。難しい問題、解けそうもない問題に焦ることなく、上手に時間をつかってください。
3番目の【あ・ず】は【諦めず(あきらめず)】です。
今「 難しい問題は、後回しにしてもいい。」というようなことを言いましたが、だからといってまだ時間が余っているのに「 解けそうもないからもういいや。」と、諦めないことです。
一度解いてわからなかった問題でも、他の問題を解いたあとでやり直したら、解き方や答えがひらめくこと、他の問題がヒントになるということもあるのです。
最後の【あ・ず】は【侮らず(あなどらず)】です。
「 侮る 」とは、相手を軽く見て油断する、といった意味です。たとえ簡単に解けた問題でも、時間の許す限りしっかりと見直しをしてください。
特に都立高校の入試では、マークシートが導入されています。答えは合っていたのにマークする箇所を間違えた、マークの仕方を間違えた…などということは、絶対に避けたいケアレスミスです。
「 試験に臨む心構え 」【 4つのあ・ず 】を「 始めてください。」の合図がかかるまでに、心の中で唱え、今まで蓄えてきた力を十分発揮してきてください。
『 慌てず(あわてず)・焦らず(あせらず)・諦めず(あきらめず)・侮らず(あなどらず)』
3年生のみなさんの健闘を祈っています。
以上で私の話を終わります。