美術科よりお知らせです。

　現在、「東京都美術館」で『永遠の都 ローマ展』が開催されています。それに合わせて、美術室入り口横の展示ケースの石膏像の入れ替えを行いました。
　今まで展示ケースにいたのは、「アグリッパ」(パリ　ルーブル美術館蔵)です。
　新しく展示ケースに登場したのは、「アリアス」(ローマ　カピトリーノ美術館蔵)です。
　この石膏像の原作の「ディオニュソスの頭部(大理石)」が現在、東京都美術館の「永遠の都 ローマ展」で展示されています。

　展覧会では、門外不出の作品「カピトリーノのヴィーナス」も展示されています。ミロのヴィーナス（ルーブル美術館）、メディチのヴィーナス（ウフィッツイ美術館）に並ぶ古代ヴィーナス像の傑作として知られた作品です。

　他にも現在、「東京国立博物館」では、鳥獣戯画など有名な作品、国宝・重要文化財をこれでもか！ と多数展示し、展示替えを行いながらの『やまと絵展』が開催中。
　「国立西洋美術館」では、『キュビスム展』。
　「上野の森美術館」は、『モネ展』など様々な展示が行われています。

　中学生は入場料無料な展覧会も多くありますので、興味がある人は是非色々な作品を見てみてくださいね。

　ちなみに、美術室内の窓近くにいるのは「ラボルト」(パリ　ルーブル美術館蔵)といいます。
　※石膏像…作品を型取りし、石膏で複製したもの。