まず初めに、今回の修学旅行は、僕たちの３年間の集大成です。

　一人ひとりがこの行事を成功させるよう意識して行動し、全力で楽しんで全力で学びましょう。

　僕たちは、これまでに様々な行事を行ってきました。その行事ひとつひとつに裏方である実行委員がいて、行事を支えてくれました。

　スローガンを作ったり、掲示物を作ったりと様々なことを引き受けてくれました。そのおかげで、僕たちは、行事を楽しんで、それぞれの思いを共有することができています。

　表で行事に全力で参加する人たちがいるから、裏方が苦労できて、裏方がいるからこそ行事が成り立っています。そのことに常に感謝しましょう。

　今回の行事でも、実行委員がスローガンを考えたり、掲示物やしおりを作ったりと、放課後遅くまで残って作業してくれました。　本当にありがとうございます。

　何度も言いますが、こういった裏で苦労してくれている人がいるから、今回の修学旅行も成り立っています。感謝の気持ちを忘れないようにし、最幸の思い出を作りましょう。

　また、今回のスローガンを作るのは、今までで一番難しく、一番時間がかかりました。だからこそ、より深い意味が込められています。

　特に今回のスローガンの「あじみこし」には、飛鳥中学校の3年生にしかできない、特別な思いが込められています。

　僕は、今回の修学旅行で、みんなが楽しんで、多くのことを学べる修学旅行を作れるように、サポートするのはもちろんのこと、この先の学校生活、受験までの険しい道のりを乗り越えていくための糧になるような、みんなが「みんなのための桜守」に近づけるような、いつまでも忘れない修学旅行を作れるように全力で努力します。

　最後に、僕から伝えたいことが１つだけあります。とにかく、感謝を忘れないでください。シンプルなことですが、感謝が一番大事なことです。

　たくさんの人に感謝をして、たくさんの「ありがとう」を言ってください。