学校日記

10月の全校朝会講話(10/1)

公開日
2013/10/01
更新日
2013/10/01

校長室

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 今日の全校朝会では、二つお話しをします。
 一つ目。9月26日から「いじめ防止対策推進法」という法律がスタートしました。いじめ防止対策推進法、ちょっと難しい名前です。いじめをしてはいけない。いじめられている人がいたら助ける。そして、すぐにいじめをやめさせる。こういう法律です。
 この法律は、いじめを苦に子どもたちが自ら命を絶つという、大変痛ましい事件がきっかけとなって作られました。もう、こういう辛い気持ち、悲しい思いを子どもたちにさせてはならない。私たち大人が心を引き締めて取り組もう。そういうことを約束する法律です。中を読んでみます。

第4条(いじめの禁止)です。児童は、いじめを行ってはならない。
第8条(学校や教職員の責務)です。学校及び学校の教職員は、学校全体でいじめの防止と早期発見に取り組むこと。そして、児童がいじめを受けていると思われるときは、適切かつ迅速にこれに対処しなければならないこと。
第9条(保護者の責務)です。保護者は、児童がいじめを行うことのないよう、規範意識を養うための指導やその他必要な指導を行うよう努めること。こうなっています。

 悪口を言う。仲間はずれにする。靴や筆箱を隠す。三・四人で一人の友達を困らせて、笑っている。私たちの周りに、こういうことはないでしょうか。もし、皆さんに、こんなことがあったら、あるいは、誰かがされているのを見たら、すぐに知らせてください。お父さんやお母さん、担任の先生や校長先生、用務員さん、誰でも構いません。近くにいる大人にすぐに話してください。私たち大人が、全力で皆さんを「いじめ」から守ります。

 二つ目、今度は嬉しい話です。9月27日、ジャンボ遠足がありました。「四つ葉縦割りグループ」での一番大きな活動です。先生方やボランティアのお母さん方を含めると800人以上が48班ものグループに分かれて歩きました。6年生がグループの先頭になって歩きました。着いてからの遊びも、6年生が中心になって考えました。
私は、白山公園・やすらぎ堤のグループと一緒に歩きました。1・2年生の手を引いて歩く5・6年生の姿がたくさん見られました。中には、歩き疲れてウトウトしている1年生の女の子をおんぶしている班長さんもいました。白山公園に着くと、「ほら着いたよ。頑張ったね」と、高学年が低学年の頑張りをほめていました。ほめられた低学年は嬉しそうでした。心がほんのりと温かくなりました。
 その後は、オリエンテーリングです。1年生から6年生が、公園の中のチェックポイントを探しながら協力して問題を解いていきます。低学年用の問題、中学年用の問題、高学年用の問題もありました。お昼のお弁当は、公園の芝生の上に敷物を広げ、班のみんなで仲良く食べました。広い広いやすらぎ堤では、鬼ごっこです。思い切り走りました。とても楽しそうでした。
低学年も高学年も、励まし合って歩く。そして、お互いの良さを認め合う。だから、私は、上所小学校の「四つ葉縦割りグループ」でのジャンボ遠足が大好きです。立派にリーダーとしての役割を果たした6年生、そして、それを支えてくれた5年生・4年生、ありがとう。

文責;校長 森 正司