社会科校外学習;ウォーターシャトル編(6/29)
- 公開日
- 2012/06/30
- 更新日
- 2012/06/30
今日の○年生
1年生生活科の「学校たんけん」。
2年生生活科の「校区たんけん」。
そして3年生は,校区から市へと学習が広がります。
上所小学校区は,東西に笹出線,南北に和合線という大きな道路が走り,商業施設や企業がたくさんあること,交通網が整備されていて,他の地区からも訪れる人が非常に多いこと,市役所の出張所や図書館,警察署といった公共施設,各銀行もあり,生活していく上で非常に便利であること等を学びました。
子どもたちの学習は,校区を超え中央区,そして新潟市全域へ。
そのきっかけとして,日本一の長さを誇る信濃川下流の様子を,水上バス信濃川ウォーターシャトル「ベアトリス号」に乗って見学しました。
「新潟市西区のふるさと村〜みなとぴあ」を1時間かけて運航するこの船。
途中9つもの橋の下をくぐります。
本来橋は渡るもの。下から眺める機会はなかなかありません。
「JR越後線の鉄橋は,思っていたよりも細いね。」
「昭和大橋や八千代橋,万代橋は,とっても低いね。船がぶつかりそう。」
「きっと作られたのが古いからだよ。」
「柳都大橋は,万代橋に似ているね。…そうか,万代橋を真似してつくったんだね。」
等々,それぞれの橋の違いについて,気づいたことを一生懸命まとめていました。
また,信濃川周辺の土地利用の様子にも目を向けていました。
マンション等住宅地が並ぶエリア,大きな商業施設が立ち並ぶエリアがあることに気づく子どもたち。
さらには,テレビ局が河川沿いにあることに気づく子もいました。
「電波が入りやすいんじゃない。」
「目立つからじゃない。」
等,それぞれの思いを膨らませる子どもたちでした。
途中甲板にも出て,五感を働かせてつぶさに観察していた子どもたち。
教師が働きかけなくても,競うようにメモをとり,意見交換をする姿に教室を飛び出してきた甲斐があったと感じました。
活動のまとめとして新聞制作に取り組む予定です。
素敵なまとめができそうです。
文責;3年 鷲尾