学校日記

2月の全校朝会「やっかいものの雪を楽しみに変えたもの」(2/7)

公開日
2014/02/07
更新日
2014/02/07

校長室

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皆さんは雪が好きですか。1年生のTさんは、雪が大好きだそうです。雪が降ったら、雪だるまを作るんだと張り切っていました。でも、雪は冷たくて嫌だ、寒い冬は嫌いだという人も大勢いると思います。

 新潟県の山の方、例えば、私が初めて校長として勤めた南魚沼地方では、雪が3メートルも4メートルも積もりました。家も田んぼも、道路もグラウンドも、雪で真っ白に埋まってしまいます。
 朝、学校へ行くためには、まず玄関周りの雪除けをしました。雪堀りという方がいいかもしれません。家の周りや道路は、雪の壁になっているからです。掘っても掘っても、翌朝また雪が積もっていました。本当に雪は厄介者でした。

 でも、その寒い冬と厄介者の雪を、楽しい冬のスポーツに変えたものがあります。それがスキーです。スキーは、山があり雪がたくさん積もるからできるスポーツです。新潟県では、大回転やジャンプ、走るスキーが有名です。最近ではスノーボードに人気があります。どちらも、冷たい雪がたくさんあるからできるスポーツです。
 スケートも同じです。厳しい冬の寒さや雪で池や湖が凍り、広いリンクができるから楽しめるスポーツです。フィギアスケートでは、麻田真央選手や羽生ゆづる選手が有名です。スピードスケートでは、加藤条治選手、長島圭一郎選手の活躍が期待されています。氷の上でやるスポーツには、他にもアイスホッケーやカーリングなどがあります。
 このように、日本を始め世界の人々は、厳しい冬の寒さと厄介者の雪や氷を、楽しい冬のスポーツに変えてきました。そして、その世界的なスポーツ大会の代表が、4年に1回開催される冬季オリンピックです。
 2月7日、ロシアのソチで冬季オリンピックが開幕します。新しい種目のスキー・ジャンプ女子では、日本の17歳、高梨沙羅選手の金メダル獲得が期待されています。新潟県からも、10人の選手がオリンピック代表選手に選ばれました。中でも、スノーボード・ハーフパイプには、村上第一中学校の3年生、15歳の平野歩夢選手が出場します。スピード感ある走りと高い空中技で、メダルをとることが期待されています。
 2月7日開幕のソチ冬季オリンピック。日本の代表選手、そして新潟県の選手が、どんな活躍をするか、とても楽しみにしています。みんなで応援しましょう。
文責;校長 森 正司

*風邪やインフルエンザの感染予防のため,放送による全校朝会を行いました。
写真は,7日(金)校長室で行われた表彰の様子です。