10月の全校朝会講話「心で感じてほしい3つのこと」(10/1)
- 公開日
- 2014/10/01
- 更新日
- 2014/10/01
校長室
涼しくなってきました。みなさんも毎日の健康を考えて、楽しい10月にしてください。
今日は、みなさんの心で感じてほしい3つのことをお話しします。
1つめです。
いじめはいけません。許しません!
もし、「いじめ」があったときは、先生方全員が解決のために動きます。
いじめを解決することはとても大事なことなのです。なぜなら、いじめは「だれ1人幸せにしない」からです。
もし、今日もどこかで上所小の子どもたちがかかわった「いじめ」が起きているとすれば、かかわった人ばかりでなく、みなさん全員に自分を振り返ってもらいます。先生方も同じです。
いじめがあると、とても心が痛みます。
そして、お家の人も含めて多くの人が、心を痛めます。みなさんは、人の苦しみが見えますか。見ようとしないといけないのです。感じようとしないといけないのです。
強く繰り返します。
いじめは「誰1人幸せにしない行為」です。
私たちは、見逃してはいけません。同じ学級で過ごすお友だちとは、認め合い、支え合ってください。失敗を笑ったり、自分の考えと違っているから、その人を仲間はずれにしたりしてはいけません。これは、みんなで取り組まなければならないことなのです。
2つめです。
言葉づかいが乱れていないかチェックしてください。
最近、みなさんの言葉づかいが気になっています。
その1つが、先生方や友だちに対する言葉づかいです。
とてもほめられた言葉ではない、ていねいでない言葉を耳にしました。私は、その子にその場で注意しました。でも、先生方からも似たような声が寄せられました。
言葉づかいの乱れは、生活の乱れと関係がありますという話をよく聞きます。それはうそではないと、私は思います。
逆に、心のこもったあいさつ、笑顔のあるあいさつをしてくれると、気持ちよくなります。一日を過ごすとき、気持ちよく一日を過ごすか、不愉快に一日を過ごすか、みなさんはどっちがいいですか。私は迷うことなく、気持ちよく一日を過ごしたいです。
そのために、言葉づかいとマナーは守っていきましょう。
これもまた、自分をよりよくする習慣づくりの学習です。
今日から、相手の気持ちをさわやかにできる「言葉づかい」を考えて、実行していきましょう。お礼を言いたい、謝りたい、尋ねたいという素直な気持ちがまず先にあり、その気持ちを言葉で表すことです。
3つめです。
学校生活での学びを大切にしていますね。
みなさんには、心があります。その心でたくさんのことを学んでいます。
学んだことを使うことによって、自分自身を高めることができます。4月からみなさんは、たくさんのお勉強や行事を通して、やり遂げてきました。よくがんばっていますね。
校長先生もうれしくなることがたくさんありました。共通しているのは、そこにみなさんの笑顔があるということです。
笑顔はやはりいいですね。心もあたたかくなります。
今日は、いじめの話や言葉づかいの話をしましたが、多くのみなさんが、学校生活を笑顔で過ごしていることがうれしいです。
みなさん、笑顔は増やしましょうよ。いいですか。
これから、先生たちは、言葉づかい、何気ない行動や表情、物品の取り扱い等を注意して見守り、気になる言葉づかいはその場でしっかりと指導していきます。注意されたら直しましょう。ほめられたら、続けてみてください。
10月の合い言葉にある「なりたい自分」をこの10月で見付けていきましょう。
文責;校長 遠藤 英和