学校日記

研究授業1年4組授業公開  職員研修(10/18)

公開日
2012/10/18
更新日
2012/10/18

今日の○年生

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学習指導要領には,新聞を積極的に授業に活用することが謳(うた)われています。
本校を含む鳥屋野中学校区は,平成23・24年度,NIE実践校の委嘱を受けています。
今年度より本校では,国語科における新聞活用場面を取り上げ,研究しています。

10月16日は,1年生の学年代表授業が公開されました。
単元名は「かたかなをかこう」。
この学習で「毎日小学生新聞」を活用しました。
「1年生に文字がぎっしりの新聞?」と思われるかもしれません。
ですが,その文字の多さがいいのです。
この時間,子どもたちが学習するのは,長音を含んだ片仮名の言葉(スプーン,チーズ等)。
しかし,教科書に掲載されている例は,わずか6つしかありません。
そこで新聞の登場です。
1年生では,単元の中に,新聞の中から長音を含んだ片仮名の言葉をできるだけ多く見付け,その中の一つを紹介し合うという活動を取り入れました。
子どもたちは,新聞を食い入るように見つめ,たくさんの長音を含んだ片仮名を赤鉛筆で囲むことができました。
そして,見つけた言葉を嬉しそうにクラス全体に広めていました。
その後は,出てきた片仮名を使って文を書くことに挑戦しました。
書いた文を隣同士で見せ合い,正しく書けているかどうかチェックし合いました。

新聞に登場する片仮名の言葉は,子どもたちにとって意味が分からないものもありますが,様々な片仮名に触れる機会となったことは,言うまでもありません。
45分の授業の流れが子どもたちの実態や思考に合っていて,どの子もこの時間の学習内容を身付けることができました。

以下,余談ですが…。
1枚目の写真は,授業者である新田見浩史教諭と子どもたちの休み時間の一コマ。
休み時間ともなれば,新田見の周りには,まるで接着剤のように子どもたちが貼りつきます。
よく学び,よく遊ぶ教師と子どもたち。
休み時間も子どもたちと共に過ごし,確かな人間関係を築いているからこそ,素晴らしい授業が行えると,校長は温かくその後姿を見守っています。
見習うべきことが多い後ろ姿です。

文責;研究推進部 鷲尾