今年度最後の代表授業が，特別支援学級「たいよう」で公開されました。
学校生活の出来事を絵日記として書き貯めてきた子どもたち。
その絵日記を手掛かりに，これまで幾度となくオリジナル新聞としてまとめる活動を行ってきました。
学習の前半は，その新聞の発表会。
自身が参加した運動会や遠足などの話題を紹介し，クラスメイトからの質問に答えたり，感想をもらったりしました。
子どもたちは，参観した職員からも質問が飛び出し，その都度自分の思いを，自分の言葉で伝えることができました。
学習の後半は，新たな新聞づくりに着手。
授業者の寺田は，「いつ・どこで…」といった５W１Hを意識した文章を書くよう投げかけ，子どもたちは意欲的に新聞づくりに取り組みました。
途中，交流学級の担任による支援が入ったり，構成を意識するためのカードを提示したりと，個に応じたサポートがなされました。
学年も書くテーマも全く違う子どもたち。
そのような状況下で，どのように個別に支援していけばいいかを考えさせる，提案性に満ちた授業公開でした。

限られた時間の中で，どんどん書き進めた子どもたち。
完成した新聞を互いに発表しあう姿が目に浮かびました。

文責；研究推進部　鷲尾