大好きな「四つ葉縦割りグループ活動」(12/3)
- 公開日
- 2012/12/03
- 更新日
- 2012/12/03
校長室
上所小学校の児童朝会には工夫があります。始めの言葉や終わりの言葉が素晴らしいです。それぞれの委員会の発表も素晴らしいです。
中でも、私が一番素晴らしいと思うのは、1年生から6年生までが「縦割りグループ」で一緒に活動していることです。私は、上所小学校の「四つ葉縦割りグループ」活動が大好きです。
9月、皆さんはこの「四つ葉縦割りグループ」で、休み時間にオリエンテーリングをしたり、給食を一緒に食べたりしていました。9月22日、文化祭のアートチャレンジでは、「四つ葉縦割りグループ」の旗、チームフラッグを作っていましたね。
私は、その活動の様子を見ていました。そして、6年生を中心とする高学年には、リーダーとしての責任感や思いやりの心が育っていると感じました。また、下学年には、グループの中で目的に向かって協力する心が育っていると感じました。
そして10月、「四つ葉縦割りグループ」での一番大きな活動、ジャンボ遠足がありました。先生方やボランティアのお母さん方を含めると800人以上が50班ものグループに分かれて歩きました。
6年生が中心になって作ったグループの旗を先頭にして歩きました。着いてからの遊びも、6年生が中心になって決め、道具も自分たちで準備しました。
10月12日、私は西大畑公園のグループと一緒に歩きました。白山公園で休憩した後、1・2年生の手を引いたり、荷物を持ってやったりする5・6年生の姿がたくさん見られました。
そして、西大畑公園に着くと、「ほら着いたよ。頑張って歩いたね」と、高学年が低学年の頑張りをほめていました。ほめられた低学年は嬉しそうでした。低学年は「荷物を持ってくれてありがとう」とお礼を言っていました。お礼を言われた高学年も嬉しそうでした。心がほんのりと温かくなりました。低学年も高学年も、お互いの良さを認め合う素晴らしい姿だと思いました。
低学年も高学年も、お互いの良さを認め合う。だから、私は、上所小学校の「四つ葉縦割りグループ」活動、ジャンボ遠足が大好きです。
では、上所小学校で全校縦割り遠足が始まったのは、いつからでしょうか。調べてみたら、平成11年ということが分かりました。今年で13年目です。歴史と伝統のある「四つ葉縦割りグループ」活動のジャンボ遠足。私はこれからもずっと続けてほしいと思っています。