12月の全校朝会
- 公開日
- 2016/12/02
- 更新日
- 2016/12/02
校長室
【12月の講話】
12月になりました。今年も後残りわずかです、今年は、366日分の夢の回数券がありますから、自分の夢のことを見失っている人は、ぜひ残りの回数券で夢を叶えてください。また、今はかなえられなくても、来年につながるようにしておいてください。
11月19日の上所小の研究会では、日頃のみなさんの学習ぶりを200人を超える先生方から見ていただき、大きなお褒めの言葉をいただきました。
みなさんの勉強に対する姿勢が、たくさんの先生方の心に届いたのです。
ぜひ、これからもそういう上所小学校でいましょう。よろしくお願いします。
さて、みなさんの新しい年を気持ちよく迎えるために、新たに3つのことをお話します。3つとは、ぜひ行動に移してほしいことです。
ちなみに、昨年もこの時期に、3つお話ししました。
その3つとは、
その1 「『できるかできないか』ではなく、『できるまで』できるかできないか」です。
その2 「大丈夫?」は、人と人とをつなぐ心の架け橋です。
その3 自分自身が、毎日新しい笑顔を見付けましょう。
ということでした。
今年の3つは、次のことです。
その1 「やらされる勉強」より「見つける勉強」です。
みなさんならできます。 英語で言うなら You can make it です。
だって、人の話がしっかり聞けるみなさんですから。
お友達といっしょになって、問題の解決ができるのですから。
家での学習でも、授業でおもしろかったことを深く、くわしく追いかけてみてほしいのです。
その2 『ごめんなさい』と言える勇気が出せますように、ということです。
謝りたい気持ちと、謝ってきてくれるかなという期待が行き交って決心がつかないときがあります。そんなとき、どうしていますか。どうすべきだと思いますか。
赤ちゃんのときは、言葉を知りません。知らないけれど、「言葉にならない言葉」…「微笑み」や「涙」で人とかかわってきました。大きくなる過程で、その「微笑み」を忘れて、言葉を操るようになり、人とのかかわり方も変わっていきます。そして、大人の中には、「微笑み」を返すことができず、それがもとで幸福を失う原因をつくってしまう人もいます。「言葉は、人を幸福にするためにある」!そう思って、まずは、自分から「ごめんなさい」が言えるようになることも大切ですね。
その3 上所小学校は「大人になる学校」です。だから、先生方が「〜してくれない」と言わないようにしましょう。まずは、先生にすぐに甘えたりすることなく、自分のことは自分でやる、自分たちのことは自分たちで考える、決して、人のせいにせず、自分たちで責任を引き受けることができるようになっていきましょう。そういう頑張る人を、上所小の先生方は応援します。一緒に考えます。
では、12月もがんばっていきましょう。
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今月も、子どもたちにとって充実した教育活動を進めていきます。
校長 遠藤 英和