ミシン点検をしていただきました
- 公開日
- 2018/02/08
- 更新日
- 2018/02/08
今日の○年生
寒い中,高学年の子どもたちが家庭科の授業で使っているミシンを点検していただきました。
学生のころ,一人暮らしを始め,アルバイトして最初に貯めたお金で買ったのがミシンなほど大好きで(当時,周りの友達はパソコンを買っていて,一人だけコンピュータミシンを買うわたしをみんな笑っていましたが),いつも点検の様子をちょっぴり見せていただくのですが,今回は「この学校は天びんに糸が引っかかっていることが多いね。」とのことでした。
これは最初に糸をミシン本体に通すとき,針をしっかり上にあげている状態でしないと天びん付近でからまってしまい,引っ張って切れちゃってそれがたまることがあるそうです。
わたしたち教員も意識して使うことが大切だなあと感じました。
香港の学校にいたころ、ミシンの点検をしてもらいたくて、香港人スタッフに相談したところ、
「なぜ日本人は小学校でミシンを使うのですか?僕は1度もミシンを使ったことはありません。」
と言われ、日本では家庭科という教科があって、大人になってもきちんと生活していけるように子どものうちから勉強するんだよという話をし、お互いに驚いたことがありました。
無事日系のミシンを扱っている企業さんに依頼し、重いミシンを10台、香港人スタッフとドライバーさんと会社まで運んだことはなかなかできない楽しい経験でした。
国が違うと学ぶことへの捉え方も全然違うんですよね。
ミシンはなが〜い間使い続けることができる魔法の機械です。
これからもミシンと仲良くしていろいろなものを作りたいですね。
情宣 神田
※ブログ作成のため、写真撮影と使用を了解いただいています。