学校日記

気分はガリレオ(4/25)

公開日
2013/04/26
更新日
2013/04/26

今日の○年生

  • 87084.jpg
  • 87085.jpg

https://asp.schoolweb.ne.jp/1510004/blog_img/13250352?tm=20240822110216

https://asp.schoolweb.ne.jp/1510004/blog_img/13255257?tm=20240822110216

5・6年生の理科は,基本的に担任以外の教師が担当しています。
その理由は大きく2つあります。
1つは,中1ギャップ解消に向けた取組の一環。
小学校では,ほとんどの教科を担任が担当しますが,中学校へ進学すると,教科ごとに教師が変わります。
中学生という多感な時期は,それだけで戸惑いやストレスを感じてしまうとも言われています。
本校では,高学年から積極的に教科担任制を取り入れ,それぞれの教科のスペシャリストが担当するようカリキュラムを組んでいます。
同じ教師でも,指導法やキャラクターは様々。
出来るだけ多くの大人と接することで,中学進学時のギャップを軽減するとともに,より多くの目で子どもたちを育むねらいがあります。
2つ目の理由は,充実した学習を行うことができるため。
特に理科は,学年が上がるほど1つの実験やその準備に時間がかかります。
学級担任だけで理科を担当していると,授業の合い間5分間しか準備の時間がありません。
ここに学級をもたない教師が入ることで,前の時間のうちからたっぷりと時間をかけ,道具や薬品の準備を行うことができます。理科を受け持っている担任の分も併せて用意しておくことも可能となります。
つまり,子どもたちが理科室に行くとすぐ授業が開始でき,たっぷりと実験の時間を確保できるわけです。
写真は,5年生最初の学習「振り子運動」の実験の様子。
ストップウォッチ片手に振り子運動の法則を見つけようと,何度も実験を繰り返す子どもたちです。
振り子が振れる速さは,何に起因するのか。
重さでも,振れ幅でもなく,振り子自体の長さであることを自分たちの目で検証することができました。

文責;学校情宣 鷲尾