今日は担任外の職員（学校では級外職員と呼んでいます）の話題。
「そろそろ放送室に行ってくるね。」
そう言い残し，教頭の間嶋が教務室を出ていきました。
放送委員会の特別企画，「突撃，先生インタビュー」に出演するためです。
この4月から本校に赴任した間嶋，教頭職といういわゆる管理職に就いていますが，実は教育界では，算数のスペシャリストとして，その名を全国区にひびかせています。
算数の教科書作成にも携わり，教育書籍も多数執筆しています。
普段受け持っている授業は，5・6年生の書写。
教務室に戻ってくると，子どもたちが書き上げた作品に，嬉しそうに朱墨で添削をしています（写真右）。
そんな教頭の口癖は，
「やっぱり教師は授業だねえ。」
その言葉を裏付けるかのように，先日は，飛び入りで6年生の全クラスに入り，算数の授業を公開しました（写真中）。
授業後も教務室に訪ねて来た6年生と算数談義を行っていました。

さて，この日のインタビューでは，放送委員から
「上所小のどんなところが好きですか？」
と，尋ねられ，
「噴水が出る池があることです。」
と答えていました。

……？？？
噴水！？
そんなのありましたっけ？

直後の昼休み，中庭から子どもたちの歓声が。
のぞいてみると，確かに噴水があるではありませんか。
入れ替わり立ち替わりたくさんの子どもたちが訪れ，噴水を眺めては嬉しそうな表情を浮かべていました（写真左）。

聞けばこの噴水。前の用務員（通称匠）によるハンドメイドだとか。
本校に勤務して1年が過ぎた筆者ですが，そのような設備があることすら知りませんでした。
そういえば，他にも玄関前にある巨大水槽の成り立ちについて話していたことも。
とても赴任して１か月とは思えません。

なるほど，こうしたかかわり方もあるのかと，感じた次第です。

180センチ以上ある間嶋教頭。
体の大きさ以上にその存在感もどんどん大きく，確かのものとなってきています。
今年度中に3〜6年生の算数科「分数」の学習指導を直接行う予定です。
わたしたち職員も学ぶべきことが多いと，今から楽しみにしています。

文責；学校情宣　鷲尾