第1学期始業式講話「心がけてほしい三つのこと」(4/6)
- 公開日
- 2012/04/28
- 更新日
- 2012/04/28
校長室
「始業式講話」
今日は4月6日,平成24年度1学期の始業式です。4月から,皆さん一人一人が,一つずつ学年が上に上がりました。上所小学校のお兄さん,お姉さんになったわけです。2年生も,月曜日からは1年生が来ますから,そのお兄さん,お姉さんになります。そんな皆さんに,三つお話をします。
一つ目は,弟や妹にお手本を見せてほしいということです。
家でも学校でも,年上の人がお兄さん,お姉さんです。そして,お兄さん,お姉さんが,弟や妹に,良いお手本を見せなくてはなりません。
特に,学校では,6年生が全校のリーダーとして,5年生以下のみんなに,良いお手本を見せてほしいと思います。5年生は,6年生に続くリーダーとして,4年生以下のお手本。4年生は3年生以下のお手本。3年生は2年生以下のお手本。そして2年生も1年生のお手本です。
二つ目は,元気な挨拶です。
特に,朝の挨拶は,相手を気持ちよくするだけでなく,自分の心もすっきりと軽くしてくれます。
元気な挨拶は家でも大切です。今日の朝,起きたときに,お父さんやお母さん,お家の人におはようございますと言えましたか。
それから,学校へ来る途中で出会った人たちにも,元気な挨拶をしましょう。皆さんの登下校を見守ってくれている地域の人たち,オレンジ色のジャンバーを着たセーフティースタッフの方にも挨拶を忘れないでください。
三つ目は,新しいお友達に,優しく親切にしてほしいということです。4月,上所小学校に新しいお友達がたくさん来ました。今年度は,20人です。そんな新しいお友達に,優しく親切にしてください。
昨年3月の東日本大震災では,多くの人々が被害に遭いました。原子力発電所の事故もあり,今も福島県から新潟市にたくさんの方々が避難しています。そういう避難してきたお友達,困っているお友達には,特に優しく親切にしてほしいと思います。
中には,自分の生まれた土地や住み慣れた我が家を離れ,遠くの新潟市まで来たお友達もいます。元気が出るように「大丈夫だよ」「仲良くしようね」と励ましてあげてください。困っているお友達に自然な心遣いができる,そんな上所小学校の子供たちであってほしいと思います。
最後に,学校は勉強するところです。教育目標にある「学び取る子,助け合う子,鍛える子」を育てるところです。皆さんを,そんな子供に育ててようと頑張ってくださる担任の先生を紹介します。
(以下省略)
(文責;校長 森正司)