もう一つの陸上記録会(8/27)
- 公開日
- 2013/08/27
- 更新日
- 2013/08/27
今日の○年生
8月1日に行われた新潟市陸上競技記録会。
出発係として参加した私は,スタート地点に移動中,1人の保護者にお会いしました。
「○○さん,ハードリングがとっても上手になりましたね。良い記録が出るのではないかと,私たち職員も期待しています。レースが楽しみですね。」
確かそんなやりとりをしました。
…まさか,その数時間後,突然の大雨で80Mハードルのレースそのものが中止になってしまうとは,予想もしていませんでした。
数日後,体育主任をはじめとした高学年担任が,管理職に直訴。
「走れなかった子どもたちを連れて,陸上競技場でタイムだけでも計測してあげたい。」
というものでした。
ゾクッと鳥肌が立ちました。
管理職も
「子どもたちの意向もあるけれど,是非そうしてあげなさい。」
と二つ返事。
もちろん子どもたちも「やりたいです!」という反応。
「せっかく練習したのだもの。何とか走らせてあげたい。」という教師の思いと,「陸上競技場で記録を計りたい!」という思いの子どもたち。
そんな経緯があって,熱い思いがたっぷり詰まったもう一つの陸上記録会が,行われました。
久しぶりにユニフォームの袖を通し,陸上競技場のトラックを疾走した子どもたちでした。
子どもたちのことを第一に考え,行動する同僚を誇りに思うと共に,自分もそうありたいと強く感じました。
文責;教務主任 鷲尾