全員参加・全員が主役の授業を目指して2(9/14)
- 公開日
- 2016/09/14
- 更新日
- 2016/09/14
今日の○年生
私たち鎧郷小の職員は,よりよい授業づくりに向け,邁進しています。
この日は,4年1組神蔵教諭の算数「2けたでわるわり算」を参観し,その後協議会を行いました。(同様の研修は全職員が互いに行います)
これまで3けた÷1けた(例えば859÷8)の筆算まで学習している子どもたち。
その技を活かして,2けた÷2けた(この時間は84÷21)に挑戦しました。
「80÷20が4だから,それに近い商になりそうだ。」
「図で書き表したら4だった。」
「筆算でもできるのでは?」
と,筆算を試みるも,なかなかうまくいきません。
班で話し合い,その後,全体で考えを比べました。
商はどこにたてるか,どんな順序で計算するか。
練習問題も行い新しい技を獲得した子どもたちでした。
班で話し合う経験が豊富で,司会者や発表者,記録者といった役割も順番に行ってきた子どもたち。
友達の考えに耳を傾けよう,自分たちの力で解決しようという,今まさに求められている学び方がこの半年の間にレベルアップしていることが伝わってきた1時間でした。
これまでに登場する四則計算の中で最大級の難易度。正念場です。
九九を始め,商の見当をつける力,2けた×1けたのかけ算を素早く行う処理能力等,これまで身に付けた技を総動員して計算していかなければなりません。
きっと学校の授業だけでは不十分。
お家での積み重ねも大切になります。
お家の皆様も目をかけていただけるとありがたいです。
文責;教頭 鷲尾