【コロナに負けるな!メッセージリレー】11
- 公開日
- 2020/05/01
- 更新日
- 2020/05/01
お知らせ
【第11走者】カウンセリング指導員
大門中学校のみなさん、こんにちは。どのように過ごしていますか?
学校に行く、給食を食べる、部活動をする、友達と話す・・・当たり前だった日常が当たり前ではなくなるということを経験し、日常のありがたさを強く実感しています。
さて、自粛が叫ばれる日々、自分の中に今まで感じたことのないような気持ちがわき起こることはありませんか? このような生活が続くと、以下のような様々な感情や反応が出てくることがあります。
☆ セルフチェックしてみましょう。
□ 自分の体調や将来について心配になる。
□ 起こりうる最悪のことを考えてしまい、怖くなってしまう。
□ 自由が制限され、怒りや不安を感じる。
□ 人の交流が制限され、孤独や寂しさを感じる。
□ イライラしたり、腹を立てたりしやすくなる。
このような反応が生じるのはとても自然なことです。心の健康のために、自分自身をいたわりましょう。そのためのヒントをいくつか紹介します。
☆おすすめ☆
○ 規則正しい生活を心がけましょう。
いつもと同じ睡眠・起床の時間、食事は決まった時間に3食食べましょう。
○ リラックスできる活動を取り入れましょう。
できることや場所が限られていますが、楽しくリラックスできる活動を心がけましょう。例えば、絵を描いたり、お気に入りの本を読んだり、音楽を聴いたり、スレッチをしたりするのはどうでしょう。
○ 家族や友人とのつながりを大切にしましょう。
直接会うことはできなくても、電話やメール、ビデオ通話等で連絡をとってみましょう。ただし、SNSの使い方には気を付けましょう。
○ 笑いましょう。
ユーモアは無力感に対して対抗できます。笑顔や小声でくすっと笑うだけでも、不安感やイライラ感を和らげることができます。
☆避けたほうがよいこと☆
× 最悪の事態をずっと考え続けることはやめましょう。
× 新型コロナウイルスに関する情報やニュースを読み続けるのはやめましょう。
情報が多くなると、必要以上に不安な気持ちを引き起こすかもしれません。
× 苦しい思いやつらい気持ちを隠したり、抑え込んだりせずに、周りの人に話しましょう。
心配なとき、困ったときは、家族や先生等に相談してください。先生に相談したいとき、話したいときは学校に連絡をしてください。一人で抱え込まないでくださいね。
【参考資料】
日本赤十字社「感染症流行期にこころの健康を保つために〜隔離や自宅待機により行動が制限されている方々へ〜」
http://www.jrc.or.jp/activity/saigai/news/200327_006138.html
以上のことをヒントに、みなさんが元気に生活してくれることを願っています。
そして、みなさんに笑顔で会える日を楽しみにしています!