今週もおいしい給食に感謝します。 全国学校給食週間1日目
- 公開日
- 2022/01/24
- 更新日
- 2022/01/24
給食
今週は全国学校給食週間です。今年度の給食週間のテーマは「日本の味めぐり」〜学ぼう日本の食文化、給食で日本を旅してみよう〜 です。
今週は、献立とともに、資料も紹介していきます。なお、ここに紹介した資料は、学校の掲示板や給食時の校内放送で紹介されています。
給食週間1日目の今日は、「秋田県への旅」です。
秋田県は、富山県の2倍以上の面積がある大きな県です。秋田県には、男鹿半島のなまはげや横手市のかまくらなど、個性あふれる伝統行事があります。郷土料理には、米どころの秋田ならではのきりたんぽや日本三銘うどんのひとつである稲庭うどんなどがあります。
今日の給食は秋田県の郷土料理や特産品を使った献立として、『はたはたのフライ』『いぶりがっこ風和え物』『きりたんぽ汁』が登場します。
主菜の「はたはた」は、11月から12月のわずかな期間にしか獲れませんが、秋田県の魚に指定されるほど、県民には馴染みの魚です。冬の間の貴重なタンパク源として、塩漬けにしたものを寿司にして、春まで食べられていました。
副菜の「いぶりがっこ」の「がっこ」とは、漬け物のことをいいます。秋田県では日照時間が短く、気温も氷点下となるので、漬け物を干して作ることができませんでした。そのため、家の中の囲炉裏の上で大根を吊るし、燻して作っていました。秋田県の人は「味噌漬け」や「粕漬け」などで地元野菜を味わっています。
汁物に入っている「きりたんぽ」とは、新米を炊いていて粗くつぶし、秋田杉の棒にまいて焼いた物のことです。野菜ときのこと鶏肉を煮込み、「きりたんぽ」を入れて味わう鍋は、収穫の喜びを分かち合うものとされています。
秋田(あきた)県の郷土料理や特産品を味わっておいしくいただきました。