夏休み科学実験チャレンジ教室
- 公開日
- 2014/07/30
- 更新日
- 2014/07/30
学校だより
県教育研究所で行われた「夏休み科学実験チャレンジ教室」に,3年生12名が参加しました。今年のテーマは「DNAの電気泳動」 1個の細胞の核の中に2mのDNAが入っていますが,それをある制限酵素で切ると,それぞれ人によってちがう場所で切れ,いろいろな長さになります。それをアガロースゲルのポケットに注入し,100Vの電圧をかけると,+極にひきつけられDNAが泳動します。これは,DNAが−の電気を帯びていることを利用しています。切られたDNAの長さによって泳動する距離が変わり,染色して観察するとDNAのパターンを見ることができます。マイクロピペットという特別な器具を使ったり,DNAを染色して光をあてて見たりして,科学捜査のDNA鑑定(みたいなこと)を体験することができました。
(写真上)マイクロピペットの使い方の練習(みんな真剣です)
(写真中)アガロースゲルのポケットにDNAを注入。慎重に・・・。
(写真下)観察されたDNAのパターン。図1,図2のXはそれぞれ,Aさん,Bさ
ん,Cさんのうち,だれのDNAでしょうか。【答 図1…B 図2…C】