10時に家を出て、地元駅から平安通り、大曽根、千種、塩尻、甲府駅へ。14時8分着。お迎えをいただき甲府市南公民館へ。機器接続など。始まるまで原稿書き。嬉しいことに週刊「教育資料」で連載が始まりましたね、と言っていただいた方あり。
15時30分から17時まで講演。演題は甲府スタイル授業を意識して「新学習指導要領を踏まえたこれからの授業づくり 子ども視点に立った課題と展開の工夫を模擬授業を通して伝える」。
60分かけて新学習指導要領の捉え方、指導助言校での授業写真を店ながらの「主体的、対話的、深い学び」の授業レベルでの話。30分は授業技術の説明を入れながらの模擬授業。ネタは「17番目の秘密」。
つかみから笑っていただいたこともあって、先生方との距離を短く感じて、意図的指名もいれながら講演、模擬授業まで一気に。頷きも多い皆さんに助けられての90分間。良い質問もいただけた。
車で甲府駅まで送っていただく。予定より1本早い特急に乗車できた。甲府から塩尻まで特急あずさで。しなの乗り継ぎまで50分近くあって夕食をとる。塩尻、千種、大曽根、平安通で乗り換えて帰宅。
<参加者感想の一部>
演題:「新しい学習指導要領を踏まえたこれからの授業づくり
〜子どもの視点に立った課題と展開の工夫を模擬授業を通して伝える」
日時:2019年1月17日(木) 午後3時30分〜5時
場所:甲府市南部市民センター
講師:岐阜聖徳学園大学教授 玉置 崇先生
○主体的、対話的な学びについて。会話と対話の違い等、分かりやすい実例で校内研究会で紹介して学び合いたい。子どもの1つの発言から次の生徒へのつなぎを先生がつくっていく事をしていきたいです。まず、自分の考えをもつ、対話をして自分の考えを再構築できるような授業を教科だけでなく、総合や道徳でも活かしていきたい。見方、考え方を働かせる授業とは、別の言葉で「一生おぼえておくと良い事柄」には納得できました。玉置先生の本で学んだことがあるので、講座を楽しみにしてきましたが、学ぶことができました。
○今日の講座を聴いて、改めて新学習指導要領で求められることについて確認することができた。自らの授業でもそうだが、若い教職員とともに授業改善に取り組んでいきたい。子ども視点に立った課題の展開の工夫について具体的に模擬授業を受けながら実感することができた。
○今日は、貴重なお話をありがとうございました。予測困難な未来社会を生きる子どもたちに色々な「見方、考え方」ができる力をつけさせたいと思いました。対話的な学びをさせることに自分自身、課題があると感じていたので、今回学んだことを生かして、授業作りをしていきたいと思います。
○主体的、対話的で深い学びについて、丁寧にお話しいただきました。それぞれのキーワードの捉え方が詳しく説明され、自分の中にすっと落ちた気がします。また、ほめることがどれだけ有効かも改めて学ばせていただきました。どうしても生徒たちにやらせなくてはならない時に、「叱る」ことで場を乗り切ろうとする自分がいます。改めたいと思います。本来は今年度まで道徳中心に研究を進めてきており、教科における新学習指導要領については来年度以降の研究になります。良いお話をうかがえました。また、先生のお話はとても楽しく、あっという間の2時間でした。こんな授業ができたらと思いながらお話をうかがいました。ありがとうございました。
○次期学習指導要領のポイントを玉置先生の言葉と具体例に置き換えて示していただき、大変分かりやすかった。主体的な学び、対話、深い学びを実現するための授業テクニックを授業とともに体感できて、明日から実践したいと思いました。
○新学習指導要領で大切にすべき主体的、対話的で深い学びの具体的な実践方法を知ることができ、とても勉強になりました。「一生覚えておくと良いこと」が見方、考え方となることもシンプルで覚えやすく、今後の学習を考える参考にしていきたいと思います。
○新しい学習指導要領を踏まえた授業作りの具体的な方法が示されたので、とても参考になりました。特に、教師がどの様な立ち位置でいたらよいのかについて考えさせられました。いつ、児童にかかわっていくのか、どの様な声をかけたらよいのか、他者とどうつないでいったらよいのかということを大切にしながら対話のある場面を創っていきたいと思いました。
○対話と言うと、とかく話し合いと思いがちですが、対子どもでなくても、物や大人との対話もありということが分かりました。また、「深い学び」や「主体的な学び」など、あまり分からないまま使っていましたが、今日の講座で理解できてきたように思います。17の秘密も、楽しくまた学ばせていただきました。ありがとうございました。
○新学習指導要領を踏まえたこれからの授業づくりとして、主体的・対話的で深い学びの視点を具体的事例を交えて分かりやすくユーモア溢れる講演で魅了されました。子供同士のつながり、他とのつながり、地域や社会とのつながり・・・この橋渡しの役になるのが教師の役目であると実感しました。模擬授業を受けることで、子供の気持ちになりながら、玉置先生の話に耳を傾けて学ばせていただきました。助言から学習への取り組み方への価値付け、積み上げていくことが大切であると教えていただきました。全面実施に向けて、本日教えていただいた内容を参考にさせていただきながら、新しい時代、予測困難な未来社会に子ども達が対応できる力を身につけられるように実践に努めていきたいと思いました。ありがとうございました。
○新学習指導要領のキーワードをもとに子どもたちをつなぐ方法、つなぐ大切さを聞くことができとても勉強になった。「対話的な学び」の中で、私自身、どうしてもペアやグループ活動を通して、人との会話中心になっていた気がします。それだけではなく、過去の資料だったり、先生だったり、色々な方法があるということを知りました。また、「17番目の秘密」を通して、何かを発見していく喜び、知りたいという思いを子どもの立場になって考えられたので、とても楽しかったです。ありがとうございました。
○本日はありがとうございました。普段から私自身大切にしていることを再確認させていただきました。自分の授業を振り返ってみると、やってはいるつもりだけど、上手く言っていない状況も思い起こされ、そういう時には今日のお話のような意識や手立てがあると良いと言うことを学びました。一番難しいと感じているのは、伝え合うことはできてもそれがなかなか学び合いにはいけないことです。「自らつながろうとする力をつけてやること」という視点が印象的でした。また、教科ごとに違う見方、考え方は覚えられず毎回見返します。今日のお話のように「一生おぼえておくと良い事柄」というくくりにすることで、かなり多くの先生方にすっと落ちるのではないかと思いました。
○主体的な学びの実現には、教師の授業改善、授業での仕掛けが必要である。私も今回のお話にあったように授業に選択場面をつくってその姿勢を引き出そうと試みている。だが、問いに対する解や答えの場面のみの選択であり、玉置先生の次の活動を子どもに選択させると言うのは新たな知見であった。また、対話的な学びの創造においても教師が導くことが不可欠である。そこでは「つなげる」行為を教師画さぼらずに行っていかなければならない。そのよき一案を今回示していただけた。これからの子どもたちが迎えて未来に対し、つなげる力、つながる力を養う責任が我々にはある。そうしたことについても改めて自覚することができた。
○毎回授業をする中で、どうしても自分の先入観や思い込みをもとに行ってしまうと感じるときがあります。今回、玉置先生の講演を聞いて、つなげていく大切さを実感しました。発言させるだけではなく、指名をしたり、子どもたちの表情を読み取ったりして明日からの授業に生かしていきたいと思います。
○本校の研究にとても大切な内容でした。研究と言う大きな構えではなく、毎日の授業に少しずつ盛り込んでいただけるように、校内で還元していきたいと思います。大変勉強になりました。
○「主体的、対話的で深い学び」について、今年度校内研で取り組んできました。いろいろな資料を読んでみたり、講演会のお話しをうかがったりしながら手探りで授業に取り入れてみました。玉置先生のお話は簡潔な説明でとても理解しやすかったです。子どもの表情(表情発言)も認めるというお話しもなるほど、と納得できました。最後の模擬授業は私自身、楽しく学ばせていただきました。ありがとうございました。
○今年度より、学校で授業を児童に教えることとなり、日々授業改善が課題となっていました。本日の講義の中で教えてくださった 1選択肢を与える、2広げて対話をする、3今日の授業で一生役立つものは何か考える、見方・考え方を育てるといったことを実践していきながら授業力の向上に努めていきたいと思います。
○具体的な例や写真をあげながら説明していただき、これからの授業で必要なことがとても良く分かりました。今後の子どもたちに必要なことをしっかり意識し、必要な力を身につけさせることができるような授業づくりをしていきたいです。最後の模擬授業では、実際に学級で子どもたちをつないでいく方法を実際に見せていただき勉強になりました。子どものつぶやきや表情等、小さな反応を教師は見逃さずにこどもたちの意見をつなげていくことが大切だと良く分かりました。今後の授業に生かしていきたいと思います。