研究室日記

2025年6月9日仕事日記

公開日
2025/06/10
更新日
2025/06/10

仕事日記

 6時頃に家を出て7時には研究室着。うっかりしていた学生授業出欠データを振り返りをもとに入力。新刊本の構想案作成継続。


 9時から「教育課程論」。今回は「対話的な学び」がテーマ。定義から確認して、授業映像等をもとに「真の対話」について深掘り。その具現化に向けての意見交流など。授業を重ねるごとに発言の質が高まってきている。近くの者同士で話し合っている事柄の質も上昇しているからだと推測。さっそく「振り返り」を確認。今回もびっしりと書かれた振り返りばかり。嬉しい悲鳴。


 大学を出て、東員町立東員第一中学校へ向かう。学校付近に来たので昼食と時間調整を兼ねて「振り返り」をチェック。


 13時15分ごろ学校着。伺ってみると、第一中学校との関わりは7年目になるという。今年度も声をかけていただけたことに深謝。校長先生や教頭先生、研究主任さんらと懇談。僕の最近の学びを披露。


 5限3年生の国語授業参観。1年生時から自分たちで授業を創っていくことが継続指導されているだけあって、ちょっとした指示で、子どもたちはよく考え発言する。教師の出場がしっかり意識されている授業で、つなぎ言葉として、教師の思い(例 子どもへの望む姿の言語化)が短く語られており、ここだけでも皆さんで共有化したい。


 授業後、30分ほどで動画整理。事後検討会を参観しながら、プレゼンの最終調整。いくつかの新情報を入れ込む。


 16時から17時まで指導助言。演題は依頼を受けて「協働的な学びの意義を考える」。冒頭で日本教育新聞「提言」で書いた「薄っぺらな授業」を紹介し、今日の授業は真逆の良い授業であったとことを動画をもとに伝える。教材解釈については感じたことを参考に述べる。その後、あらためて「協働的な学び」の意義を伝え、ペアや4人で話し合うことだけが協働的な学びではないことを伝えるために、「他校から学ぶ」と称して様々な事例を紹介。


 校長室で授業者に僕の教材解釈について率直にお聞きする。同意していただいたようでほっとして学校を出る。帰宅。今日も届くいくつかの要返信のメールに対応。先日飛び込み授業をさせてもらった岐阜市立長良東小学校から「概念化表明(自分化宣言)」が届く。一つ一つしっかり読む。いささかでもお役に立てたようで嬉しい気持ちになる。