苦手なことを考えてみよう
- 公開日
- 2016/12/09
- 更新日
- 2016/12/09
学校生活から
12月4日からの人権週間に先立って、12月1日に5,6年生が体験学習をしました。
海部津島キャラバン隊Puzzleの皆さんに来ていただき、最初に自閉症や発達障害について説明を聞きました。次に、自閉症の人が見たり聞いたりしている(と思われる)世界の疑似体験をしました。ペットボトルの穴を通して物を見ると、視野が狭められて一部しか見えないこと、全く意味のわからない言葉で話しかけられると不安になり、相手の言葉を繰り返す「おうむ返し」をしてしまうこと、などがよくわかりました。指先が縫ってある軍手をはめて2分間でつるを折る体験には全員が取り組みました。思うようにできないもどかしさ、がんばれがんばれという声がかえってうるさく聞こえるなど、やってみてはじめてわかることがありました。
Puzzleは、障害を持った方のお母さんの集まりです。自閉症や発達障害のことを考えてもらうきっかけになればと、公演活動をされているそうです。生徒からは「自閉症の人への見方が変わった」「手助けできることがあれば協力したい」などの感想がありました。今回、考えるきっかけを作っていただき、ありがとうございました。