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理科の授業で○つけ法

公開日
2008/11/04
更新日
2008/11/04

算数・数学授業:志水メソッド総括 ○付け法、意味付け復唱法、音声計算、適用問題定着法など

ガスバーナーの火をつける手順の学習で、○つけ法をすればどうすればよいか。
ガスバーナの火をつける手順の学習で、○つけ法は可能か?
この手順はいくつもの段階を経ることになるので、全ての段階を確認・評価することは、人の教師では不可能。だから、友達どうしの相互確認が有効。でも、○つけ法はできないかというと声かけはできるのである。
バーナーの火の色をもっとも望ましい状態が今回の指導の目標だとすると、生徒一人一人に対して、声かけはできる。
「この火、オーケー」「この火の輝きはばっちりだよ。この火の輝きを覚えておいてね」と一人ひとりに対して声かけできる。
即時に評価して、即時に強化できる。
このとき強化されるのは、手順記憶と、火の色のエピソード記憶である。

生徒はバーナーの火の色が正しいかどうかはなかなか判断がつかない。これをきちんと評価するのは、教師の役割である。はじめての学習でその事柄がよいのかどうかを判断を示すべき人は教師である。
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