答えに合わせようとする
- 公開日
- 2009/10/06
- 更新日
- 2009/10/06
今日のひとこと
10/7 今日のひとこと
子どもは、自分の知っている知識に合わせようとする。
例えば、円周率の測定をすると、すでに3.14を知っている子どもは、データが3.2でも3.14に近づけようとする。三角形の内角の和が181度でも180度と書こうとするし、何回も測定して180度が見つかると安心する。
これはデータの改ざんである。
測定ならば誤差はあるので、180度付近だねとすればよい。
教師は、子どもが正解に合わせようとする行為をたださないといけない。
それをやらないようでは、はじめに結論ありきの授業になってしまう。
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