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1時間じっくりと

公開日
2009/11/22
更新日
2009/11/22

今日のひとこと

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11/23 今日のひとこと
ある研究会で、「1時間じっくりと算数・数学の問題を考えることは大事だと考えますがどうですか」と質問された。

私は、やんわりと、「算数・数学の授業ではどの子もできることが大事なんだよ、また、年間150時間近くのカリキュラムがあってバランスよくやらないといけませんよと答えた。」
この話を同僚のI教授に話してみた。

「それが理想なんだけれど、でも1時間じっくりと全ての子どもが考える良い問題があるかというとそうではない。」
教師の手助けなしにじっくりかけることができるかどうかとなるとなかなか良い問題がないんだよね。」

これに対して、私は、「そうなんだよね。進んだ子どもが1時間じっくり考える問題だと、遅れがちな子どもはすぐに投げ出してしまう。反対に遅れがちな子どもがじっくり考える問題だと、進んだ子どもは早く終わってしまう。」

授業の構成要素が、「教材」と「子ども」、しかも「全ての子ども」となれば、なかなか良い問題がないのは確かである。
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