その場で記憶し対話できる力
- 公開日
- 2010/11/20
- 更新日
- 2010/11/20
今日のひとこと
11/20 今日のひとこと
先日、デンソーの方が研究室を訪問された。
その際、日本人と外国人との違いについて述べられた。
外国人のディベート能力は高い。
これは有名である。
その根底にあるのは、「議論している場で、議論の内容を理解し記憶し、その場で議論できる力」だという。
例えば、30分間の話を聞いたら、その場でメモも取らずに記憶できることだという。
これは、言い換えると理解をともなった復唱能力である。
じっくりと後で考えるなどという悠長なことは言っていられないという。
平たく言えば、飲み込みが早いということである。
定期テストはその意味では少し悠長な世界である。
授業の最後での再現能力を問うような質問なりテストをする方がよい。
以前から私は即時強化ということを言っているが、そのことにも通じる。
適用問題定着法はまさにその方法である。
人の能力は開発できると伸びるものである。
授業中に記憶させることを意識させた授業をしてほしい。
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