声かけの影響
- 公開日
- 2010/11/26
- 更新日
- 2010/12/02
今日のひとこと
11/25 今日のひとこと
小方小学校で模擬授業をした。
L字型の面積である。
教材研究をしてから模擬授業した。
自力解決の場面で、○×(まるばつ)法をあえてやった。
「だめだなあ」「考えるの」「そこがちがう」「わからんのか」
と声かけた。
会場の人たちはびっくり。
生徒役の人たちもびっくり。
感想を求めると、当然、×の子どもはいやだった。悲しかったという反応である。
だから、○×法は良くない。
この話の続きがある。
懇親会の席で、オブザーバー役の人が気づいたという。
「周りの子どもの気持ちがわかったという。あの子が×と言われている。私も×なのかな。不安だな。どうしよう??○×法は、○の子どもたちにも悪影響だという。」
その通りである。
いつ自分が×になるかもしれない。
その不安、心配、・・・恐怖観念が植え付けられていく。
これでは算数の授業は苦痛になるのも当たり前である。
重ねて言うが、だから○×法は良くない。
やはり、○だけ法であり、そのためには部分肯定をすることが大切である。
[志水廣の公式ホームページ]