楽あれば苦ありか
- 公開日
- 2011/09/18
- 更新日
- 2011/09/19
今日のひとこと
9/18 今日のひとこと
人生、苦あれば楽あり、楽あれば苦ありという。
この言葉は、人生を惑わす。
苦あれば苦ありで、楽あれば楽ありである。
苦の先は苦であり、楽の先は楽である。
苦しみに共感、共鳴していれば、宇宙は、そんなに苦しみがほしいのならば、苦しみを与えますよとさらに苦しみをプレゼントしてくださる。
だから、苦あれば、次は苦ありである。
こう考えると、楽あれば苦ありではない。
楽あれば、楽を引き連れてくる。
楽しんでいれば、苦はやってこない。
楽のプレゼントをしてくれる。
だから、苦あれば苦あり、楽あれば楽ありが本当のところである。
では、今、苦の人はどうすればよいのか。心の底から苦からの脱却をしたいのならば、今の状態を楽だと思うことである。
これで一瞬にして楽になる。
小さな楽の連続がやがて大きな楽になっていく。
もちろん困難な状況にある人は、楽とはとうてい思えない。
それを楽と思うにはどうすればよいか。
ほんのささやかなことに小さい小さい光を見つけることである。
この小さい光が生きる希望となる。
希望を見いだせば生きる歩みが始まる。
歩み始めれば、もう少し大きな光が差してくる。
呼吸ができて幸せ。食事を食べることができて幸せ。歩くことができて幸せ。
こんな風に考えるとよい。
今、楽の人は、どんどん楽を楽しもう。すると、巨大な楽がまっている。
これを極楽という。楽を極めたら極楽である。
あの世が極楽ではない。
この世が極楽である。
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