○付け法への招待42 個に応じた
- 公開日
- 2011/12/17
- 更新日
- 2011/12/20
算数・数学授業:志水メソッド総括 ○付け法、意味付け復唱法、音声計算、適用問題定着法など
○付け法は、子どもの一人一人に声かけをするから個に応じた指導法である。
さて、教師の方はどうか。
実は、教師の方も個に応じた指導法である。
それはどういう意味なのでしょうか?
○付け法をする教師のレベルに応じた指導法だということである。
レベル1〜5 練習問題の確認のために、問題の結果に対して即ち答えに対して○つけをする段階。
レベル10 練習問題で思考過程に応じたアドバイスができる段階。
レベル15 練習問題で部分肯定ができる段階
レベル20 練習問題で、素早く回ることができる段階
レベル25 練習問題で誰がどの問題でつまずいていたか、記憶に残る段階
レベル30 練習問題スピード、正確さ、実態把握、声かけができる段階
レベル50 自力解決の見通しの場面で、素早く実態把握できる段階
レベル60 自力解決で、スピード、正確さ、声かけ、実態把握できる段階
レベル70 自力解決で、実態把握に応じてその後の授業展開を変えることができる段階
レベルがあるからと言ってあきらめてはいけない。
○付け法の面白さは、レベルに応じて教師も楽しいということである。
アイスクリームは100円のも500円のもそれぞれに応じたおいしさがある。子どもも嬉しいのである。
若い教師でも中堅教師でも○付け法の魅力にはまることになる。
もちろん、それぞれの段階には壁があるから立ち止まる人もいる。
しかし、壁を乗り越えることはできる。
しっかり教材研究をして、技を磨くことである。壁を乗り越えた人をたくさん見てきた。志水は、志水塾という場を設けている。利用してほしい。
[学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ]