○付け法への招待54 初手を読むとき
- 公開日
- 2012/01/16
- 更新日
- 2012/01/16
算数・数学授業:志水メソッド総括 ○付け法、意味付け復唱法、音声計算、適用問題定着法など
○付け法を自力解決の場面でするとなると、思考過程の全部を読みとろうとすると、時間もかかるし、それらを全部見ることはなかなか難しい。
だから、思考過程の一部分を見ていくことが大切である。
子どもが解決するとき、見通しの実行は、問題解決の初手に現れると思っている。
だから、まず、線分図を引いたらその線分図を見ていく。
式を書いたら、はじめの部分を見ていく。
たし算で解いたのか、かけ算で解いたのか、そこさえ分かれば、思考は読みとれる。だから、アドバイスも可能となる。
できれば、その子の思考に沿ってみると、正解のときはもちろん、またつまずきのときでも心に寄り添うことができる。
これが心と心の通い合いである。
授業という真剣勝負のときに心が通い合えば学級経営がうまくいく。
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