まず意識を変える
- 公開日
- 2012/01/17
- 更新日
- 2012/01/17
今日のひとこと
1/17 今日のひとこと
私のところに相談依頼がある学校、地区は何か問題抱えているから、相談に来てアドバイスを求める。
この問題がまず明確になっているところが改革の第一歩である。
変革しない学校は問題点そのものが明確になっていないからである。
次にやるべきことは、意識の改革である。
この地区だから学力が低いののは当たり前。などと、だめな理由ばかり考えている。
これでは、なかなか上がらない。
私が見に行くと、それほど、子どもが悪いというものでもない。むしろ伸びる芽がそこにある。この芽をどうやって伸ばすかが問題である。
この子達は、学力が低いから初めから要求する水準が低いところが見られる。
せっかく子どもが伸びようとしているのに、教師側がブレーキをかけている。
もっと挑戦しないでどうするのか。
もしかしたら伸びるかもしれないではないか。
教師のブレーキをやめることである。
もちろん、そのまためには、より高いレベルを目指す手だてが要求される。これを考えるのが教師の仕事である。
低い低いという思いこみが、低いことに対して勢いづけている。
ほっといても低い方向へ向かおうとするのだから、ベクトルを常に上に向けるような気持ち、そして手だてを打たないと、それまでの先陣のおもーい空気を変えることはできない。
幸いにも志水メソッドで変わった学校、地区はある。
これが前例である。
前例があれば、希望がともる。やるべきことは、それにならうだけである。
常に、明るく前向き・上向きにやって行こう。
石崎小学校の「○付け法の奇跡」(明治図書)を読めば勇気がわく。
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