○付け法への招待62 授業力の力量に応じて
- 公開日
- 2012/02/14
- 更新日
- 2012/02/14
算数・数学授業:志水メソッド総括 ○付け法、意味付け復唱法、音声計算、適用問題定着法など
○付け法を勧める指導主事に質問してみた。
どうして、○付け法を勧められるのですか?
その指導主事の方の回答はこうだ。
「○付け法のよさは、授業力の力量に応じて取り組むことができるからです。
初級レベルの教師にとっては、まず、机間指導で○をつけることから始めることができます。
次に、中級レベルの教師にとっては、自力解決の○付け法にチャレンジできます。
そして、上級レベルの教師にとっては、自力解決で子ども達の実態を把握して、その後の授業を変化させることができます。」
なるほど、その通りで、この指導主事は○付け法の本質を十分に理解していると思った。
だから、授業力のレベルに応じて、それぞれ取り組んでほしい。
ps さて、この指導主事は誰か?
宮崎県の鈴木健二先生である。串間市の講演会の送迎の際にうかがった話である。なんと、その鈴木先生は、現在、愛知教育大学教職大学院の学級づくりの専任准教授として昨年赴任された。不思議なご縁である。
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