内地留学生
- 公開日
- 2012/03/26
- 更新日
- 2012/03/26
今日のひとこと
長野県から1年間内地留学生として志水研究室に派遣された小田切宏久先生が昨日(3/25)長野県に戻られた。
昨年の1月に面接をして承諾し、受け入れた。長野県からは3年ぶりに派遣された方である。
私に同行して全国の学校を回り、100を越える授業を参観した。その都度レポートにまとめていった。
研究面では、算数語彙の研究を私の研究仲間とともにやってきた。なかでも、新算数教科書における「定義と定理」のまとめ直し、一年間かけてやってきた。二人で対面して、教科書の1行1行を丹念におっていくことは、時間的な余裕がない中でのホットな教材研究であった。今後、整理して出版の形にしていく。
パソコンが得意で、私の研究の仕事をたくさん手伝ってもらった。なかでも、授業力アップわくわくクラブの「悠愉」の発行には、彼がいなくては4月の発行が間に合わなかったと思う。全国から寄せられた原稿をメールブックに直すのに、PDF形式にすればよいというアイデアで乗り切ることができた。それでも、PDF形式に直すのにかなりのアドバイスをもらいつつ、作業もしてもらった。原稿を読みつつ、学ぶという形式であった。当初はメールマガジンであったが、「先生、A4版で30ページもの分量は、ブックですよ」という彼の助言で、メールブックに昇格した。
ぼそっとつぶやく発言に真理があった。
長野県での活躍を期待して送り出した。
[学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ]