○付け法への招待85 ○付け法が向かない人
- 公開日
- 2012/05/01
- 更新日
- 2012/05/01
算数・数学授業:志水メソッド総括 ○付け法、意味付け復唱法、音声計算、適用問題定着法など
志水メソッドに出会って、多くの教師たち、また多くの学校から感謝されている。
なぜなら、○付け法を始めて15年間、普及してきた事実がある。悪いものだったら、もうとっくに滅びてしまっている。
ところが、現実には、○付け法に向かない教師もいる。
○付け法をすると、子ども達がざわつくのである。
そして、○付け法が終わったら、子ども達が飽きてしまっている。
集団としてくずれてしまっている。
また、教師の声かけも否定的な声かけばかりしていると、ノートを机の中にしまい込む子どもの姿がある。ノートを見てほしいという現象ではなくて、見てほしくないという現象である。
このような教師は、○付け法以前の問題がある。
学級の躾である。
その大前提は、一斉指導ができる教師であるということである。
では、一斉指導ができるとはどういうことを言うのか。
それは、教師の指示で全員が同じ動作・作業をし始めるということである。
ばらばらな集団では、指導そのものが成り立たない。
そのような教師は、まずは一斉指導ができるようになってから、個に応じた指導を目指すべきである。
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