豊川市立音羽中学校訪問
- 公開日
- 2014/05/23
- 更新日
- 2014/05/23
志水廣関係の講演・学校訪問の報告
愛知県豊川市立音羽中学校を昨年度に引き続き、訪問指導した。
音羽中学校のすごさは、鈴村富士子校長先生が、職員に対して、私の「愛で育てる算数数学の授業」(明治図書)を春休みの課題図書として示し、それに対して4月のはじめに協議会をもったことである。この感想集を読み、職員のやる気の高さを感じた。
今回の企画は、刈谷市立依差美中学校の小林美記代先生が中学校1年生に示範授業をして、その授業をもとに私が「愛で育てる授業」について講話した。
音羽中学校の生徒はとてもよくがんばった。集中力もある。
小林美記代先生は、少しずつテンポアップされて、生徒をぐいぐいとひっぱっていく。
数学的な内容はもちろんのこと、ノートの書き方、発言による答え方など、授業での習慣付けをおこなっていた。
50分間でほぼ目標を達成していた。
一番上の写真は、小学校2年生の教科書を持参して、かけ算について復習していた。これによって本時の正負のかけ算に対する抵抗を減らし、かつまた、負×正、正×負、負×負を築いていった。
この間フラッシュカードによる練習を入れるなどした。
また、負×負の理由についても生徒にペアで説明させていた。この時はかなりもりあがっていた。いやいや説明しているのではない。生徒は、挑戦する意欲がわきでたのだと思う。
中と下の写真に板書があるが、これは多くの話し言葉の中で、教師が書いた板書である。
このすごさを見てほしい。
授業後に、私の講話で音羽中学校の先生方と質疑しつつ進めたが、みなさんの気づきが多く、コーディネータとしての役割を果たすことができた。
ありがとうございました。