禁じ手
- 公開日
- 2015/01/06
- 更新日
- 2015/01/06
今日のひとこと
1/6 今日のひとこと
算数数学の学習とは、きまりを学ぶことである。
きまりを学んでいかに利用していくか、ここがポイントてある。
ところが、このきまりは時として破られることがある。
例えば、4×3は4+4+4でよい。ところが、4×0.3になると、この同数累加の考えではできなくなる。だから、別のきまりを導入することになる。それがあまりにも巧みだから、子どもは戸惑ってしまう。
かけ算は整数の世界ではないのか。小数の世界に入るなんて禁じ手を破ることである。
ここが子どもにとって不可思議にことである。
また、かけ算は答えは大きくなった。なのに、×0.3になると答えは小さくなる。
これって不思議な世界である。
算数数学はきまりを守れといいながら、あるときはきまりを破って新しい世界をつくっていく。
教師はこの禁じ手を破るときには、親切に教えてあげることにしよう。そうすれば子どもは安心できることになる。
そうすれば安心
それならば、ここからは新しいきまりでいきますよと知らせるのが親切である。