無謀な教師
- 公開日
- 2015/11/14
- 更新日
- 2015/11/14
今日のひとこと
11/14 今日のひとこと
ある授業診断でのこと。
教師は、教科書では2時間扱いの所を1時間で計画した。
しかも、教科書の素材を変更して授業した。
そして、結果は1時間では終わらなかった。
診断の初発の発言。
「やはり、終わりませんでした。」
ここまでは、許せる範囲の発言である。
その次の発言にあっけにとられた。
「私の学級は重い(できない)ですから、1時間では終わりませんでした。」
どうなっているのだ。
子どもの実態が重いといいながら、難しい素材に変更し、しかも1時間扱いにする。
わけがわからない。
できない教師ほど、無謀なことに挑戦する。それは、メタ認知が働かないからである。
しかも、できなかったことを子どもの責任にする。
できる教師ほど、謙虚に行動する。できる教師ほど、自己責任にする。