結果と過程の混同
- 公開日
- 2017/02/08
- 更新日
- 2017/02/08
今日のひとこと
2/8 今日のひとこと
自己有用感が上がったという研究について、それは大事なことであるが、研究の成果はそれでよいのか。
問題は、何をしたから上がったのかどうか。
問題ができるようになったから上がったのか、分かるようになったから上がったのかである。
すると、「何をしたから」の方に焦点を当てるべきである。
つまり、「分かる」「できる」ことの研究の方が優先度は高い。
分かるようになった過程、できるようになった過程を分析し、そのときの教師からの働きかけ、つまり指導(しかけ)はどのようなものであったか。また、絶え間ない指導(しかけ)の過程こそが解明され、語られるべきである。
自己有用感は指導の結果であって、その前の指導について解明されるべきである。