記事

非言語による外化

公開日
2008/05/25
更新日
2008/05/25

今日のひとこと

  • 169443.JPG

https://asp.schoolweb.ne.jp/2370003/blog_img/59980235?tm=20250203120257

5/25 今日のひとこと
言語以外での外化から始まる。

子どもに反応させることである。

教師の話でも、友達の話でもまず聞くことである。
聞いたときに、反応する子どもに育てたい。
今の話が「わかっているのかどうか」を動作や仕草で表すことだ。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「わかったら」うなずきましょう。
「わからなかったら」かしげましょう。

どちらの反応でもいいのです。この反応があると、先生は、それに応じてもっと話を進めたり、止まって再度説明したりしますから。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
子どもが反応しないほど、教師は判断に困ることはない。
そのためには、反応する子どもを育てることだ。さらに、そのためには、反応したことをほめることだ。
「そうそう、わからないんだね」、「なるほど、わかっているんだね」そんなふうに表情や動作で反応してくれることがありがたいよ。と話しかけよう。

このことは、教師にとってもきびしいことである。反応を見逃したら信用をなくすことにつながりかねない。でも、反応を見逃さないということは、授業の原点である。だから、私は、キャッチ&リスポンスと言っているのである。
[志水廣の公式ホームページ]