愛知県一宮市立中部中学校①
- 公開日
- 2008/06/06
- 更新日
- 2008/06/06
志水廣関係の講演・学校訪問の報告
愛知県一宮市立中部中学校訪問指導
中部中学校にかかわってかれこれ10年になるという。
その間、正攻法で授業改善を行っている。
しっかり教え、しっかり考えさせる授業をがんばろうと言い続けてきた。
○つけ法、復唱法も取り入れてきてくれた。
一時間に1回は○つけで子どもとかかわろうということを目標にかかげている。
私に付き添ってくださった教頭先生によれば、今の生徒が落ち着いているのは、○つけ法で少しでもかかわろうとしているからだと思いますと話してくださった。
数学の授業が2本、体育の授業を1本見たけれど、引き締まった授業であった。楽しそうだった。
密度の濃い授業が展開されていた。
体育は若手のKさんが授業された。側転の授業をされたが、その場でできなかった生徒ができるようになっていった。これは感動的でもあった。教具の工夫もあった。左の写真(見えにくいが)のようにある生徒がマットの向こう側からななめにはったゴムひもを通りこさえる工夫があった。確かに片手ずつで支えることが1→2と意識されていたからだ。これで、側転がスムーズにできるようになっていた。手の付き方と頭をあげることの両方に効果があった。
一時間の授業でかなりの運動量があった。基礎練習(柔軟、かえるバランス、ゆりかご)、前転、伸膝前転、開脚前転、これから側方倒立回転に移った。ここでも、川とび、そして、側方倒立回転である。これらの運動はかなりハードである。でも、ついていく。楽しそうに動いている。
一番びっくりしたのは、導入でラジオ体操第二を行ったとき、どの生徒も進んでしっかり曲げ伸ばしをやっていたことだ。当たり前のことをきちんとやりきれるかどうかである。これが二年目の教師というからまたまたびっくり。
普段の指導のよさをあらためて感じた。
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