記事

志水塾伊豆大会②

公開日
2008/07/22
更新日
2008/07/22

授業力アップ志水塾 過去の記事

志水塾伊豆大会の世話役の福井先生から朝、メールがきていましたので紹介します。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
志水廣先生

 昨日は、本当にありがとうございました。
伊豆で学習会が開けるとは、数年前は思ってもいなかったので、自分としては感無量です。今回、初めての学習会にもかかわらず、42名の先生方がご参加くださいました。○つけ法と意味づけ復唱の初級講座を行いましたが、本部スタッフから、愛知の真木先生、長野の井出先生にも講師としてお越しいただき、本当に、質の高い学習会を開くことができました。私も、力及ばずながら、講師として1つのグループを受け持たせて頂きましたが、志水先生をはじめ、志水塾の経験者である函南町の真野先生のお力を借りて、そして、何より、やる気がある受講された先生方に助けられて、無事、講座を進めることができました。今回、意味づけ復唱法は、児童の短い説明をまるごと復唱した後に、教師が、切り返しの言葉を考えて言ってみるという演習を行いました。切り返しの言葉は、教材研究をしていなければ、なかなか難しいものですが、児童の発言をどう切り返すかで、説明型ではない、児童が児童の言葉をつないで目標に迫ることができる授業を展開できると今回改めて感じました。実技講座の模擬授業の中で、志水先生が、先生役となり、児童役の先生の発言を切り返していくだけのお手本を見せてくださいました。志水先生は、一言も自分からは、説明したり、言い直したりしないのに、児童役の発言を板書していくと、そこには、もう、L字型の面積の解き方の説明がすでになされているのを先生方がみて、意味づけ復唱法を使うことによって、子供同士の関わり合いのある授業、子供の言葉で作る授業ができると感じてくれたと思います。
自分は今まで、自分自身が勉強したい、研修したいという気持ちが強くて、他の先生に伝えるとか、ましては中心になって、講座を進行するということはとても苦手意識があったのですが、受講された先生方、特に、まだ若手のこれから教育界をになっていく先生方が、熱心に演習にとりくみ、いろいろ話し合っている姿をみているとうれしくなりました。自分自身、明日から、また授業がんばるぞという気持ちがわいてきました。その先生方から、熱いパワーをたくさんもらえたと思います。講座中もそうでしたが、講座修了後アンケートの感想から、また多くのことを学ばせて頂きました。実は、今回の学習会で、一番勉強になったのは、自分自身なんだなと改めて実感しました。今回の学習会を開くに当たって携わってくださった多くの先生方、伊豆市の教育委員会、受講してくださった先生方、そして、志水先生、井出先生、真木先生、本当に感謝申し上げます。運営上、初めてのことなので、資料の準備や会場の準備など不備なことも多かったことと思います。それを、みなさんが助けて補ってくださり、本当にありがたかったです。参加された先生方みんなでつくる学習会であったと思います。ありがとうございました。
受講された先生方の感想を添付ファイルで送付します。お時間のあるときにお読みいただければ幸いです。
志水先生のこの夏の予定をお伺いして、びっくりです。全国の先生のためにも、まず志水先生自身が一番にご健康に留意されて、お過ごし下さい。先生のご健康とご発展をいつも願っております。今後とも、ご指導よろしくお願いします。

静岡県 伊豆市立八岳小学校 福井孝子
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
[志水廣の公式ホームページ]