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授業力アップセミナー志水塾有田川大会(和歌山)②

公開日
2008/07/30
更新日
2008/07/30

授業力アップ志水塾 過去の記事

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有田川大会で講師をつとめられた長谷川先生からメールがとどきましたので、紹介させていただきます。
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「授業力アップ志水塾学習会in有田川」に参加して

有田川学習会は,18名の参加者のうち7名がリピーターで,かつ5名が3回目という質の高い受講生が集まり,初級講座の枠を超えた質の高い学習会になりました。

有田川学習会ですばらしいなあと思った点はいくつもありますが、特にすばらしいと思った4点を以下に記します。

①1校から複数人が参加していること
 ○付けや復唱を実践している人が身近にいて,その先生とともに初めての先生が学習会に参加してみえ,それぞれの学校で○付けや復唱を実践する先生の輪ができていると感じました。一人より何人かで実践していく環境が出来つつあることがすばらしく,有田川学習会のこれまでの大きな成果であると思います。

②塾長講演のなかで,初心者指導を済ませたこと
 志水塾長が講演の中で,○付けの実技練習を随分済ませていただけたので,実技ではいきなり「インディアン方式」→「授業形式」の練習ができました。授業形式で時間の余裕があると,受講生の顔をゆっくり見ながら理解や定着の様子がつかめ、コメントや実習の流れの変更に生かせます。特に実技後のコメントや感想交流が時間に追われてついついおろそかになりがちであるので,この流れはありがたいと思います。

③「○付けを続けるための教材研究」ができたこと
 時間に余裕ができたので,分数の約分の問題で誤答予想と声かけをグループで話し合い,2人で○付けをしました。新しい教材について一から研究をするのは大変ですが,1問だけでも新しい問題について考え実習することは,今後○付けを続けていくうえで,経験者にとっても初心者にとってよい体験になったと思います。ぜひ他の地方大会でも取り入れるとよいと思います。

④復唱法では何度もミニ授業で練習できたこと
 用意していただいた教材を1つ諦めて,L字型の面積のみをハンドブックのシナリオをもとに何度も何度も練習しました。初めての先生にとっては,復唱法を使って授業を進めるイメージがつかみやすかったのではないでしょうか。復唱法のミニ授業は初めての受講生に挫折感を与え、「難しい」イメージを植え付けがちですが,パターンを少しかえ,何度も練習すれば結構できるものだと思いました。

受講者の意欲と実技レベルがとても高く,どの実習もスムーズに進みました。またスタッフの先生方がグループで適切にアドバイスをしていただいたり,雰囲気を盛り上げていただけたりしたおかげで,笑い声の絶えない学習会を実施できました。

猛暑のなか,快適な環境で学習会を実施できたのも,すばらしい受講生とともに学ぶことができたのも,中先生をはじめ,5人のスタッフの先生方のご苦労のおかげだと思います。
本当にありがとうございました。
8月3日(日)には,第6回の「志水塾in一宮2008」を開催します。有田川のスタッフの皆さんに負けないよう一宮大会を盛り立てていきたいと思います。

平成20年7月28日  
                       愛知県一宮市 長谷川濃里
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[志水廣の公式ホームページ]