学校日記

『 父母と教師の教育を語る会 』 に参加して

公開日
2012/07/03
更新日
2012/07/03

市P連活動報告

 6月16日(土)、レディヤン春日井多目的ホールにおいて、『父母と教師の教育を語る会』が行われ、各小中学校PTAの方とともに市P連役員3名も参加しました。講師は、シンガーソングライター、絵本作家、ラジオパーソナリティ、エッセイストの こんの ひとみ さんでした。
 お話は、実話をもとに、病いに倒れた校長先生と内気な子どもの心のふれあいを描いた、20万部突破のベストセラー絵本、「 くまのこうちょうせんせい 」 が誕生した経緯から始まりました。愛情深く、おおらかで、使命感溢れる校長先生と、子どもの成長の話に感動していると、その流れのまま、母と娘の葛藤のお話に移り、次に夫婦の問題、子育て、命の問題と展開していきました。お話の合間に響く、歌とピアノ伴奏が、また涙を誘いました。講師の方の豊富な体験談は、まるで連続ドラマを見ているようでした。たくさんの経験をされて、命の限り伝えていきたいという思いに、とても感動しました。
 その後、父母と教師がグループになってディスカッションが行われました。「教育を語る会」とのことでしたが、それ以上に「人生を語る会」になったのではないでしょうか。参加した一人として、こんの ひとみ さんが伝えたい思いを、誰かの力になれるように、温めていきたいと思いました。