愛知県小中学校PTA連絡協議会「父母と教師の教育を語る会」
- 公開日
- 2014/09/25
- 更新日
- 2014/09/25
活動報告
9月24日、日本特殊陶業市民会館にて、父母と教師の教育を語る会 教育講演会
演題「子供の脳と学び、大人ができること」
講師 茂木健一郎さん
茂木さんは、三つの事をポイントにおき、お話をされました。
1,個性について
子供の個性をどう扱うかが難しく、個性が生かされていない場合が多い。欠点と長所は表裏一体で、長所と欠点はそう簡単には決められない。子供の個性はかけがえのないもので、個性を生かしてあげなければいけない。発想の転換が必要で生き物としての元気な存在が必要です。
2,ドーパミンについて
自分にできないことに挑戦し成功した時にドーパミンが出て、化学学習につながる。できない事は恥ずかしいことではない。チャレンジは通過点であり、できないことはチャンスである。劣等感を取り除くことが必要である。
3,友達とのネットワーク
たわいもない雑談が大事で、雑談は、人生の可能性を探っている。極端なことを言うと雑談は命を守る。人生で失敗、負けは、大した事は無いということをどう子供に伝えるかが大事である。
要約して以上のお話をされました。
お話の途中で、何度か、「明日の生放送で、三つのお手玉をやると言ってしまったので練習しているのです」と、お手玉を何度か練習され、和やかにお話を進められました。
どのお話も、とても興味深いものでした。
市P連 監査 木村和代