愛知県PTA 連絡協議会「母親代表・役員・理事合同研修会」報告
- 公開日
- 2015/09/29
- 更新日
- 2015/09/29
お知らせ
7月23日に愛知県PTA 連絡協議会による「母親代表・役員・理事合同研修会」が、愛知県教育会館で行われ、春日井市PTAから4名が参加しました。
草の根サイバーセキュリティ運動全国連絡会事務局長 吉岡良平氏による講話で「いまどきの子供たちのネット・ケータイ〜子供たちのトラブルと背景〜」と題してお話ししていただきました。
講話の内容は次のようなものでした。
昨今、社会全体においてネットの問題は避けられない事態になっている。ケータイやスマホだけではなく、子どもたちの間ではゲーム機器・音楽プレイヤーなどでネット利用するのはすでに当たり前であり、最近の、新たに時計・カメラ・テレビ・掃除ロボットなど家電を通してのネット利用も普及しているなかで、我々大人に、より一層の危機意識・モラルの向上が求められている。
2004年からSNSが普及しだし、子供たちもLINEやTwitterで自発的に情報を発信できるようになった。しかし、そこにはチェック機能がないため、モラルに反するものでも、ありのままの文章、写真などが瞬時に拡散されてしまう。発信する場合は、即時的に反応せず、冷静に入力したり、返信することが大切である。また、SNSを利用している相手(「友だち」)は、「見知らぬ人」ということを念頭において、顔・人格・所在のわからない相手とは常に危険性をはらんでいることを忘れてはならず、トラブルや犯罪に巻き込まれないためには、「会ったことのない人」とはやりとりをしないことを普段から子どもに言って聞かせることが必要である。さらに、ネットトラブル(主は性犯罪)から子どもたちを守る手段として、端末機器にフィルタリングをかけるのが必至である。これによって、ID交換を必要とする友達紹介サイト(アプリ)=援助交際などを含む出会い系サイト、動画・写真提供させ「チップ」を支払うチャットなどから子供たちを守ることができる。
講演を聴いて
子どもたちをネットトラブルから守るには、まず、家庭で阻止できる手段=フィルタリングを行うことが私たち保護者の責任だと思いました。早速わが家のタブレットにフィルタリング設定を行いたいと思います。