PTA活動日記

浄水小学校地域学校共働本部「そよ風」視察

公開日
2019/12/03
更新日
2019/12/03

市P連

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 11月30日(土)に、市P連の役員を中心に、浄水小学校地域学校共働本部「そよ風」の視察を行いました。浄水小学校の「そよ風」は、平成27年5月に設立されてから、今年度で5年目を迎える地域学校共働本部であり、豊田市の地域学校共働本部のモデルともいえるところです。

 今回は主に「そよ風」で週に1回ずつ行われている「土曜学習」の見学をさせていただきました。「学習」といっても、国語や算数などの補習をする「学習塾」のようなものではありません。この日は琴、英会話、ものづくり(クリスマスリース作り)の3つの講座が開催されており、多くの親子でにぎわっていました。この他にも、珠算、バドミントン、将棋、絵手紙、吹き矢、書道など、バラエティに富んだ講座が開催されており、それらの講座の講師さんはすべて、ボランティアで活動されているとのことでした。

 「そよ風」ではアドバイザー、本部長、地域コーディネーターを中心に、土曜学習だけではなく、教育協議会(年2回)、居場所づくり事業、体力づくり「元気っこくらぶ」、各種ボランティアの募集や調整、「キッズ商店街」などの各種イベントを行っており、昨年度はのべ522名ものボランティアさんが活動されたとのお話もありました。「そよ風」のように、地域と学校が力を合わせ、地域の子どもたちを支え育てていくことは、今後ますます必要になってくることだと感じました。

 地域学校共働本部は、まだできたばかりの学校も多く、PTAとの関係調整や人材確保など、課題は多いと思います。しかし、まずは私たちも地域の一員として第1歩を踏み出し、うまくいかない部分は見直していくなど、行動に移していくことが大切ではないでしょうか。参加した役員からは、「今まで、地域学校共働本部についてよくわかっていなかったが、今回の視察を通して全体像のイメージをつかむことができた」との声も聞かれ、今後の地域と学校の関わり方を考える貴重な機会となりました。

 今回、視察にご協力いただいた浄水小学校の校長先生、教頭先生、「そよ風」の皆さま、本当にありがとうございました。