2年PDSのひとこま
- 公開日
- 2009/09/29
- 更新日
- 2009/09/29
授業
9月29日(火)、2年のPDS(総合的な学習の時間)のひとこまです。
2年生のテーマは、「みんなが豊かに生きるバリアフリー社会を目指して、福祉について考えよう。」です。
「手話と福祉」のグループと「点字」のグループに分かれて取り組んでいます。
「手話と福祉」のグループが、NPO手話技能検定協会副理事長の染川智勇さんに来ていただき、点字のグループが、松阪社会福祉協議会・点字サークルの高瀬邦夫さんに来ていただきました。
染川さんには、手話でいろんな「言葉」や「会話」を教えてもらい、実際に友だち同士で声を出さない「会話」を体験したりしました。
また、高瀬さんには、白杖やアイマスク体験をさせていただきました。
私たちのコミュニケーションには、口で音声を発すること以外にいろんな方法があることに気づきます。
校内では感じないでしょうが、学校外で、自らアイマスクや車いすなど体験することで、社会の冷たい視線や共に闘う仲間の存在に気づくことができるかもしれません。私たちは、障がいのある人たちをどんな視線で見てきたのか気づくでしょう。これから、自分はどの位置に立って考えていけるのか、みんなで考え合ってほしいと思います。
そして、勢和は誰にとっても安心で住みよい町かどうか考えるきっかけにしてもらいたいですね。